孤独を操る人間はモチベーションの質が違う

見出し画像

 

なんとなく孤独は悪だと思われがちなので、

今回は孤独が持つパワーを紹介したいと思います。

もしも孤独がしんどいと思っている人がいるならば、

孤独が力になることを知らなければもったいないです。

早速ですが本題に入ります

孤独は主観で決まる

孤独とはあくまで主観的な感覚です。

友人が5人でも孤独を感じない人もいれば、100人いても孤独を感じる人もいるでしょう。

孤独とはあくまで主観的な話なので、孤独のメリットとデメリットを理解してた上で、孤独を使い分けてもらえれば良いかと思います。

孤独のメリット

・内発的モチベーション

孤独の最大のメリットは、行動するときのモチベーションが内発的と言うことです。

孤独を感じない人は外発的なモチベーションが多いと言われています。

内発的モチベーションとは自分の内側から湧き上がるモチベーションのことです。

例えば本を読むモチベーションがあったときに、「この本の中に自分の生活を変えてくれるかも」というモチベーションを感じる場合は内発的モチベーション。

反対に「この本を読んで自分は知的であることを友人に証明しよう」と思う場合は外発的モチベーション。

ではなぜ内発的モチベーションが良いかというと、

内発的モチベーションの方が外発的モチベーションに比べて4倍ほどモチベーションが高いとされているからです。

意外にも「他人に存在を証明したい」や「ご褒美にゲームを買ってもらえる」などのモチベーションは内発的なものに比べて弱く、集中力の発揮もされ辛いです。

モチベーションが高くなればなるほど、没頭状態になるため(フロー)どんどん好きになっていきます。

内発的モチベーションはこの好循環を生み出してくれます。

孤独を感じる人ほど外発的なモチベーションではなく、単なる自分の好奇心などの内発的なモチベーションを高く維持できるのです。

理由は孤独でない状態というのは他人に評価されたり批判されたり、認められたりと外からの報酬が多いためです。

孤独であればそれらをシャットアウトすることができるためモチベーションが高く保たれます。

しかしながら孤独にはデメリットもあります。

デメリットをうまく対処しメリットだけを有効活用しましょう。

孤独のデメリット

・人間関係のメリットを得られない

人間関係にはモチベーションを増大させてくれる要素があります。

みなさんも経験があると思いますが、落ち込んでいたり悩んだ理しているときに相談に乗ってくれたり一声かけてくれる人がいると、救われるような気持ちになったり、

周りの友達が頑張ってるからそれに感化されて自分も成長するための勉強を始めた。など人間関係からは多くのメリットを得られます。

 

しかし孤独であればそれらを得ることができません。

では孤独のメリットを得ながら人間関係のメリットも得る方法はないのでしょうか?

あります。

孤独と孤独でない時間を使い分けるのです。

例えば勉強するときは孤独になり、遊ぶときは友達と遊ぶ。

本を読むときは一人になり、食事をするときは友達や家族とする。

など集中とリラックスを使い分け、集中するときには内発的モチベーションでモチベーションを高めて、リラックスするときには友人と話して人間関係のメリットを得る。

簡単なことですが意外とこの切り替えができない人は多いです。

友達が多い人は自分が本当に集中したいときにも友人がそばにいたりします。

逆に孤独を感じている人はリラックスしたり人間関係のメリットを得られるような場面でも一人で過ごそうとします。

どちらも極端なのでその間をとるというのが良いかと思います。

是非使い分けてみてください。

・客観性が欠如する

孤独を感じすぎると周りの人間関係をシャットアウトするので、自分をひとりにしすぎると客観性が欠如して正しい判断や、より良い判断ができなくなります。

例えばですが引きこもりがちな人が外出すると清潔さが欠如していて、周りの人に迷惑をかけたり避けられたりするなど。

人と関わることが多い人なら、友人に指摘されたり家族に指摘されたりして、改善しますが一人になりすぎると自分客観視してくれる人がいなくなるので判断力が鈍るのです。

なので一人になりすぎないことも重要です。

先ほどもお話ししたようにバランスが重要なので、うまく孤独を使いこなしてみてください。

まとめ

どうでしたか?

意外と当てはまることも多かったのではないでしょうか?

自分は友人と一緒に良すぎているから集中力が低くなったり

勉強に専念するために、一人になるんだ!と一人になりすぎて客観性が不足したり人間関係のメリットが得られなかったり

僕自身が後者側の考え方を持っていたことがあるので、前者を意識するとバランスが取れました。

自分がどちらに偏っているのかを確認し調整することで、さらに生産性を高めていくことができると思われます。

参考になれば幸いです